情報に振り回されない(三猿)

情報が多すぎる時代だからこそ、「どうなりたいか」

ゴールデンウイークに日光と秩父を訪れました。
日光東照宮の三猿は誰もが知っています。「見ざる・言わざる・聞かざる」です。
一方、秩父にも三猿があることを知りました。こちらは「ポジティブ三猿」とも呼ばれ、若い猿が、「よく見て・よく聞いて・しっかり話す」姿を表現しているそうです。

成長段階によって三猿は変わる

日光の三猿は、外界から自分を守る知恵として語られています。
入社間もない頃を思い返すと、この考え方はとても大切だと思います。
判断基準もなく、仕事全体も見えない段階で、断片的な情報や噂ばかりを集めても混乱するだけです。
時には、「見ない」「聞かない」「言わない」という姿勢が自分を守ります。

しかし、いつまでも三猿ではいられない

経験を積み、役割が広がると求められる姿勢は変わります。
秩父の三猿が示すように、「よく見る」「よく聞く」「しっかり話す」ことが必要になります。
情報を遮断するのではなく、自ら選び、考え、活用していく。
その姿勢が組織への価値創出につながります。

私自身が三猿になる時

実は私は今でも三猿になります。
何かに焦りを感じた時です。
そんな時は、敢えて情報を追いかけません。
目を閉ざし、
自分から聞きに行かず、
耳を塞ぎます。
すると不思議なことに、本当に必要な情報だけが届いてきます。

「何をするか」より「どうなりたいか」

情報が多い時代です。
SNSもあります。AIもあります。会社の中にも大量の情報があります。

しかし情報が増えるほど、私たちは「何をするか」に振り回され、「何かしなきゃ」と焦りやすくなります。

そんな時こそ、私は立ち返ります。
「何をするか」ではなく、「どうなりたいか」という問いに。

目的が見えていると、必要な情報と不要な情報を見分けやすくなります。

おわりに

もし最近、情報に振り回されていると感じることがあれば、一度、三猿になってみるのも良いかもしれません。
情報を増やす前に、自分がどうなりたいのかを考える。
そんな時間が、次の一歩を見つけるきっかけになるかもしれません。